2025.05.08
こんにちは。前回の内容はいかがでしたか。今回は、人を見極める力を養う必要性がある最大の理由の一つ「隠れ注意人物」の存在について解説してまいります。
一見問題のない社員が、ある日突然豹変する――。こんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
人は誰しも表裏一体の構造をしており、普段はそんな素振りを見せないのに、突発的に豹変する人が中にはいます。そしてそういった社員が一人いるだけで、優秀社員が生み出す利益を簡単に無にしてしまうほどの影響力を秘めています。
これは日本人材だけでなく、カンボジア人材の採用でも同様です。むしろ、文化や価値観の違いがある分、より慎重な見極めが必要になります。例えば、カンボジアの文化では集団での和を重視する傾向などがあります。文化的特徴を理解した上で、注意すべき兆候を見極めることが重要です。
本日はそんな要注意人物の代表的な2タイプをご紹介いたします。
「目標達成のためなら手段を選ばない」
このタイプは目指すべき「目標」に意識が向かう傾向が強く、周りを操縦して問題を起こす可能性の高い注意人物です。
特徴:
「自分では決められない、でも責任は取りたくない」
このタイプは物事が上手く運ばなくなると、他者に依存してしまうタイプです。
依存方法には2つあり、
人間関係を第一優先にしているからこそ、それを壊したくないという願望からこのような逃避行動に走り、受け身でありながらも攻撃的な心理状態に陥ってしまうのです。
このような突発性注意人物を見極めるには、「こういった場合、どう対処しますか?」と面接時に緊急時の行動傾向を確認することや、リファレンスチェックを行うことが重要です。そうすることで、かなりの精度で事前に傾向タイプを把握できるようになるでしょう。
いかがでしたか。次回は、今の人材現場で起きていることについて解説してまいります。引き続き、お楽しみに!
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