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カンボジア情報 Cambodia Information

2025.05.15

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6.人を「階層」で捉える❷ – 経営×人材のプロから学ぶフレームワーク –

こんにちは。さて、前回は2つの階層を紹介しましたが、今回はさらに深層について解説してまいります。

ポテンシャルとは何か

人には変わりやすい部分と変わりにくい部分があると前回ご説明しましたが、第一・第二階層とは、その性質も量も非常に変化しやすく流動的なものである一方でそれをどれだけ自分のものにできるかを決めるのが第三階層「ポテンシャル」です。

3.ポテンシャル

器が大きい」「伸びしろがある」――こんな言葉をよく耳にします。

人事業界で2010年代後半から特に注目を集めているのがポテンシャル・モデルというもので、:

  • 従来:「何ができるか」より、
  • 現在:「何をすることにエネルギーが湧くか」

過去の経歴よりも未来の伸びしろを読むべきだという必要性が年々指摘されています。

ポテンシャルを構成する4つの要素

1. 好奇心

  • なんでも「吸収」したいという好奇心があり、古い考え方を捨て情報を「更新」できる

2. 洞察力

  • データを「収集」し、整理し、その情報を知識によって「繋ぎ合わせる」ことができる →優秀人材の中でも「集める」は得意でも「繋げる」は苦手な傾向にあり、 この洞察エネルギーは「地頭の良さ」と近似しているという見解があります。

3. 共鳴力

  • 相手との「繋がり」を無意識に探し、そこからプラスのエネルギーを「伝播」させる

4. 胆力

  • 迷いを断ち切り「覚悟」を決め、逆境を楽しみつつ自分を「律する」ことができる

この4要素を統合的に評価すると、器(ポテンシャル)の大きさが測ることができ、今後の伸びしろが大いにある潜在的な優秀層を見つけ出すヒントになります。

なぜポテンシャルが重要なのか

現代では非常に移り変わりが激しく、今求められている能力が数年後には不要となる可能性も否定できません。そんな中で、根本から自身の変革ができ、力強く成長できるポテンシャルある人こそが、いつでも、誰からも望まれる人材でしょう


つまり、高いポテンシャルを持つ人材こそが、どんな時代・環境でも価値を発揮できるのです。

さて、次回は最深層で人を突き動かしている「原動力」について解説してまいります。引き続き、お楽しみに!

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