2024.12.19
近年、カンボジアでもクリスマスの雰囲気が少しずつ広がってきています。スマートフォンとインターネットの普及により、海外の文化に触れる機会が増え、特に若者を中心にクリスマスが浸透してきています。
高級ホテルやショッピングモールでは、クリスマスの雰囲気作りが年々充実してきています。大型ショッピングモールには立派なクリスマスツリーが設置され、店員さんがサンタ帽をかぶって接客する光景も見られます。小規模な店舗でも、ちょっとしたイルミネーションで装飾する例が増えてきました✨
日本のクリスマスとは随分と様子が異なります。
日本では冬の寒さとクリスマスが密接に結びついていますが、カンボジアは年中暑い気候。マフラーを巻いて白い息を吐きながらイルミネーションを見上げる、という日本的なクリスマスの情景はここにはありません…また、カンボジアのお正月は4月なので、年末特有の雰囲気もないのです。
他にも日本とクリスマスを比較してみました:
夜になると、シェムリアップのパブストリートなどの観光エリアは、クリスマスらしい賑わいを見せます。現地の人々が写真を撮ったり、サンタ帽をかぶって歩いたりする姿も。しかし、一歩路地に入ると、普段と変わらない穏やかな夜の風景が広がっています。🌃
プレゼント文化にも違いが見られます。日本では子供たちがサンタクロースからのプレゼントを楽しみにする習慣がありますが、カンボジアではまだそれほど一般的ではありません。代わりに、恋人同士でプレゼントを交換する習慣が徐々に定着してきています。これは、クリスマス文化の受容が若者中心に進んでいることの表れかもしれません!
カンボジアでのクリスマスの特徴:
仏教国であるカンボジアでは、多くの人々にとってクリスマスはまだ「外国の文化」という認識が強いようです。「クリスマスって何の日?」と聞くと、「サンタクロースの日」「セールの日」という答えが返ってくることも多いとか。フランスの影響で、「クリスマス」よりも「ボン・ノエル」という呼び方の方が一般的だそうです。
時代とともにクリスマスの認知度は着実に上がっています。今の若い世代が大人になる頃には、また違ったカンボジアならではのクリスマスの形が見られるかもしれません。アジアの様々な国で見られるように、その土地の文化と溶け合いながら、新しいクリスマスの形が生まれつつあるのです。
観光客向けのクリスマス市や、学校でのクリスマス会なども増えてきており、カンボジアの人々は自分たちなりの方法でクリスマスを楽しみ始めています。それは必ずしも欧米や日本のようなクリスマスとは限りません。むしろ、カンボジアの気候や文化に合わせた、独自のクリスマスの形が少しずつ作られているのかもしれません。
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