2019.07.17
つい先日、現地の大手金融機関であるACLEDA BANKで主催された日系ビジネスマン向けのネットワーキングパーティーにて、ゲストスピーカーとしてお招きいただきセミナーをして参りました。
ACLEDA BANK Plc. : https://www.acledabank.com.kh/kh/eng/
ACLEDA BANKには株主である三井住友銀行様から日本人の方も出向されており、さすがの集客力で、総勢93名の方々にご参加いただきました。
自分のような小心者には身に余り過ぎる舞台で、この場で明石家さんま師匠よろしく一人で喋りたおすことは小心者の自分には難しいと判断し、今回は助っ人として、普段弊社も求職者の方々の地頭テストや社内向けの朝のウォーミングアップでお世話になっているHanamaru LaBの渡辺様にもお手伝いいただきました。
(渡辺様ご公演の様子)
これまでも現地商工会などで人材に関するセミナーは行ってまいりましたが、
当地カンボジアではそもそも給与の実態の統計調査や国勢調査などの公的なデータが存在しないため、なんとなくの情報を基にしたふわっとした内容や精神論のものになりがちで、それが不満でした。
そのため今回は渡辺様と相談し、できる限りエビデンスベースにした、データを用いた説得力のあるものを志向して内容を用意してみました。
渡辺様は現地の教育実態、学力やカンボジア人の思考について、
私は中国系企業による給与上昇の実態やその勢いについてのセミナーを行いました。
概ね評価はいただけたようで、特に渡辺様のご用意くださったPisa-Dという世界的な学力検査のデータは事後のアンケートでも非常に高い評価を得られていたようです。
比較的多くのデータが取りやすい領域にて事業を行う身として、こういった情報の取りまとめや、所属コミュニティへの還元活動は今後も続けていきたいと思います。
このセミナーの資料作成を通じて得た中国系企業の実態や情報収集方法についても、思うところがありますので、後日ブログにまとめていければと思います。
弊社では日本人複数名常駐体制で、過去10年間で培ってきた2,5000人以上を超える
候補者情報を持つデータベースを駆使し、御社のカンボジア進出の成功を人材採用面から全力支援させて頂きます。