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カンボジア情報 Cambodia Information

2024.12.02

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海外インターン

今年の6月から久しぶりに長期のインターン生を受け入れまして、
その方が先日、6ヶ月間のインターンを無事に卒業していきました。

私は元々、インターン生を積極的には受け入れていませんでした。
理由はいくつかありますが、一番は期間限定である点です。
数ヶ月経って業務にも慣れて、若い人特有の急激な成長を遂げた段階で去っていく。
それであれば正社員を雇った方がいいか、という考えでした。

とはいえ、これまで全くインターン生を受け入れてこなかったわけではありません。
弊社から積極的に広告を出したり、エージェントさんに依頼をしたりとかはしていなかったのですが、
それでも中にはこんな東南アジアの片隅で活動している会社をわざわざ見つけ
勇敢にも問い合わせフォームから応募してきてくれる学生さんもいらっしゃいまして、
その場合は全員受け入れてきました。
(中には大学を1年休学して弊社で1年インターンをし、カンボジアが気に入ったので
更に延長して別会社でもう1年インターンをしていったツワモノもいました。笑)

コロナ以降はインターン生を受け入れていませんでしたが、人手も足りないし、
周囲の企業さんも多く受け入れているし、まぁウチもやってみるかと思い立ちまして、
この分野に強いタイガーモブさん(https://www.tigermov.com/)に相談をしてみました。

するとさすがの速さで、1ヶ月もしない内に候補の方を紹介いただき、
文頭で言及したインターン生と面談をしました。面談時の応答も適切で、
何より邪気の無い良い印象の方でしたので、早速内定を出して渡航してもらいました。

この面談をしていて、私自身も学生時代のアメリカ留学中に学業と並行して
10ヶ月ほどインターンをさせてもらっていた時のことを思い出しました。
この留学中の一年間は今思い出しても非常に充実しており、その中心は確実にインターンでした。

そのインターン先の社長さんは非常に厳しい方であると当時のシアトル日本人社会でも有名で、
私は偶然社長と同じ大学の後輩であったこともあり、特に厳しく見ていただいていたと思います。
一度私が社長の知り合いに不義理をしてしまったことがあり、その事を厳しく叱責され、
当時21歳とそれなりに良い年齢でしたが、情けなさと申し訳無さに
社長の前で泣いてしまったこともありました。
(仕事中に人前で泣いたことは後にも先にもその時だけなので、余程怖かったのかと。)

今自分は36歳で、あの時の社長さんに近い年齢であることに気づき、
未だ全然しっかりしていない自分が少し恥ずかしくなりましたが
とはいえ曲がりなりにも自身がオーナーとして経営する会社で
あの時の自分と同じような年齢の学生さんに何かしらの機会を与えられていることを思うと、
少し感慨深くもあります。

日本でもカンボジアでも、今の若い人は本当に優秀だと思います。
知識量が我々世代と比べたら遥かに多く、人当たりも良いし、何よりスマホ、AIなど、
自分の能力を増幅させる武器への理解度が高いと感じます。
ネットを見るといわゆるZ世代の方々のとんでもエピソードがよく見つかりますが、
往々にして誰でも若い時期は何かしらやらかすことはありますし、たまたま彼ら彼女らは
今がSNS全盛の時代なので、一部の人のやらかしがその世代を象徴するように
拡散されてしまっているだけだと思います。

件のインターン卒業生も、最初こそ壁にぶち当たりましたが、
当時の私よりも遥かに柔軟に業務に適応し、メキメキと成長して結果を出していきました。
彼女を監督していたマネージャーからの評価も高く、またマネージャー自身も
インターン生の監督を通じて成長した部分が見られ、
結果的に会社にもお客様先にもとても良い影響を与えていってくれました。

私のアメリカ時代のインターンでは先述の通り社長に厳しく接せられていたので、
食事をご一緒するということも社内パーティーを除いては特にはありませんでした。
なのでインターンの最終日も特に何かがあるとは予想していなかったのですが、
業務終了後に社長がサプライズでシアトル市内の高級鮨屋に連れて行ってくださり、
ドンペリまで開けてくれました。
学生の私には身に余りすぎる送別をしてくださり、痛く感激したことを覚えています。

その記憶があったので、私もそのインターン生の最終日には
プノンペン市内で一番美味しいフレンチで1.5kgステーキを振る舞ってみました。
彼女が喜んでくれたかは知るよしもありませんが、少なくとも、私個人としては、
良いサイクルを回せたのではないかと感じました。
5年後10年後、はたまた15年後かもしれませんが、成長した彼女が
自分の勤め先で若手に良い食事をご馳走するようになっていれば良いと思います。

※なお、画像は15年ほど前のインターン時代の私と、その友人です。若い!

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