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カンボジア情報 Cambodia Information

2025.07.05

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3. カンボジアの消費動向 -『Cambodia Economic Update』に見る –

さて、前回に続き本年最初のシリーズとして『Cambodia Economic Update』2024年12月号からカンボジア経済動向に関する調査結果について解説してまいります。今回はカンボジアの消費動向について見ていきましょう。

消費回復の動向と背景

さて、『Cambodia Economic Update』によると、カンボジア経済の中心となる民間消費は、2023年の低迷から2024年に入り回復の兆しを見せています。製造業では2024年前半に約10万人の新たな雇用が生まれ、これが買い物や外食などの消費活動を支えています。

また、観光客の増加や海外で働くカンボジア人からの仕送りも、国内の消費を押し上げる要因となっています。消費の回復を示す分かりやすい指標として下グラフの通り、様々な商品の輸入増加が挙げられます。電子機器や衣類、食品などの日常品から、バイクや自動車といった大型の買い物まで幅広く増加しており、これは消費者の購買意欲が戻りつつあることを示しています。

さらに、物価が安定していることも消費者にとって好ましい環境です。食品や住居費などの価格が全体的に下がり気味で、特に食品価格は前年比2.3%下落し、平均的な家庭の支出の43%が食品に費やされていることを考えると、家計の購買力向上に大きく貢献しています。

今後の課題と見通し

コロナからの経済回復の中にあるカンボジアでこの傾向が見られるのは良い兆候な一方で、消費の持続的な回復にはいくつかの課題もあります。給料の伸びが小さい(実際、製造業の最低賃金は2%上昇にとどまる)ことなどから、家計の収入増加はまだ限られており、長い目で見ると家計の収入を増やす政策が重要です。給料アップにつながる産業の育成、人材のスキルアップに向けた取り組みなどが将来の消費拡大には欠かせないでしょう。

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