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カンボジア情報 Cambodia Information

2024.12.06

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カンボジアの教育現状9 -カンボジアにおける繁栄と教育基盤の強化に向けて-

こんにちは。さて、これまで複数週に渡りカンボジアの教育現状について解説を続けてまいりました。カンボジアの方々とともに事業を作り、またカンボジアの市場を理解する上で、こういった教育現場の状況から多くの情報を紐解いていくことは重要な要素の一つ。そんな本シリーズも、そろそろ終盤に差し掛かってまいりました。今回は、これまでの調査結果をまとめた総括と、カンボジアのさらなる経済発展に対する教育現場での取り組みについてご紹介してまいります。

近年の教育政策における進展📓 

これまでのPISA-Dの結果を通して、カンボジアが過去数十年間に投資してきた教育における重要な政策などに対して近年はさまざまな進歩が見られています。

特筆すべき点として:

・女子教育の躍進:出席率や成績において女子生徒が優秀な成績を残し、男女平等教育政策の成果が表れている

・教育アクセスの改善:学校増設計画により、学校までの距離は就学に対する障壁とはならず、地方部における中等教育の拡大政策が実現しはじめていることも、本調査結果に大きく反映

教育や国の予算の制約に加え、教師教育のレベルの低さ、クメール・ルージュ崩壊後の大幅な人口激減などが教育開発を困難なものにしていましたが、そういった数十年前の状況を考慮すると、現在では教育開発の見通しは相対的に高くなりました。

現在の教育現場🧑‍🏫

カンボジアの教育現場は、今後さらに社会経済的に良い変化をもたらす可能性を持っています。実際に、カンボジアの人口ピラミッドを見ると、15~30歳の人口が全体の約3分の1を占めており、教育への投資はカンボジアの未来への投資と直結しています。

さらに、この今後の経済成長は、過去10年の安定した経済成長を基盤として、2030年に上位中所得国、2050年に高所得国になるための長期ビジョンに沿ったコミットメント経済によって、ますます増強され

10年前とは大きく異なる姿に進化を遂げており、以下のような革新的な取り組みが進められています:

初等教育における就学率をほぼ100%に引き上げることに成功

・多くのイノベーション:学校調査と生徒評価の実施、試験規律の強化、教員教育の改善、より包括的で将来を見据えたカリキュラム開発、学校運営の能力開発など。

今後の展望 ✨

過去の困難(教育予算の制約、教師不足、人口激減など)を乗り越え、カンボジアの教育は新たな段階に入りつつあります。次回は、カンボジアの教育政策を最大限有効にするための短期的な改善と、既存の政策、プログラムや行動と結びついた長期的変化について解説してまいります。

PISAとは “Program for International Student Assessment” の略称で、 1997年にOECDによって開始され、各国の15歳の対象生徒の読解力、数学、理科といった 学問の習熟度及び学校で学んだことを実生活に応用する能力を評価するものです。国や地域を超えた生徒の知識とスキルの習得の傾向を把握することができるため、 国際的なベンチマークとして役立てられています。

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