2025.03.18
カンボジアの鉄道は、フランス植民地時代に建設が始まり、内戦で荒廃した時期を経て、2016年に約14年ぶりに南線が復活。プノンペン中央駅は、歴史的な建築物として知られ、白壁が特徴的な駅舎が現役で使用されています。鉄道利用のためだけでなく、観光として訪れるのもおすすめです!
↑プノンペン中央駅:美しい外観ですね…!
現在カンボジアで運行している鉄道は、主に2つの路線があります。
引用:https://north-vietnam.com/cambodia-railway-train-map/
南線(プノンペン – シアヌークビル) プノンペンから港町シアヌークビルを結ぶ路線です。ロイヤルレイルウェイ(Royal Railway)が運営しており、タケオやカンポットなどの主要都市を経由しています。
北線(プノンペン – ポイペト)プノンペンからバッタンバンまでを結ぶ路線です。線路自体はタイ国境のポイペトまで敷設されていますが、現在の運行区間はバッタンバンまでとなっています。主に貨物輸送に使用されています。
時刻表と運行情報 プノンペン駅構内の時刻表には、英語とクメール語での表示があり、観光客でも分かりやすく案内されています。南線・北線のいずれも運行は一日1往復のみであり、プノンペン発の列車は朝早くに出発するため注意が必要です。
↑駅構内に掲示されていた時刻表。プノンペン発は北線が6:40、南線が7:00と早いですね!
乗車までの流れ
カンボジアの鉄道は現在も発展途上にあり、プノンペン駅周辺の整備や新型車両の導入(日本から海を渡ってやってきた車両もあります!)など、さらなる改善が進められています。また、タイやベトナムなどとの国際列車の構想もあります!
↑プラットフォーム右側の青色の車両は、日本のJR北海道から輸入されたものです!
歴史ある駅舎と近代的な設備が調和したカンボジアの鉄道。特に南線は、プノンペンからシアヌークビルへの移動手段として人気があります。時刻表も分かりやすく、観光での利用もおすすめです。車窓から見える田園風景や、のどかな地方都市の様子は、バスとは違った旅の魅力を提供してくれます。🚂
※本記事の内容は2025年時点の情報に基づいています。最新の情報は、自分で確認してみて下さいね!
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