カンボジアで転職・現地採用求人ならCamUP Job プノンペンで最大級の人材紹介会社

企業のご担当者様へ 求職者のみなさまへ

平成→令和へ

気がつけば2019年も4月が終わり、慣れ親しんだ「平成」という元号にもおさらばをする時期となりました。


昭和63年生まれなので、人生で元号を跨ぐのはこれで2回目なのですが、
実際には当時は物心がつく前のことでしたので全く記憶はございません。
このブログを執筆している2019年4月30日現地時刻21:30現在にTwitterを見てみると
なんだか日本が大晦日のような雰囲気になっているのを感じます。

私が生まれ育った平成の期間は、バブル崩壊後の失われた時期と表現されることが多く
あまりポジティブな時期ではなかったのかもしれません。
実際、この期間に製造業、教育レベル、所得水準、多くの指標において日本は米中に追い抜かされ、
新興国の首都には差を詰められ、という苦しい時期であったと思います。

特に世界を代表する企業は、アメリカのGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)や
中国のテンセント、HUAWEI、韓国のSamsung、果てはマレーシア起源のGrabなどに移り変わり、
一方一世を風靡した日本の製造業大手は、その主力事業を海外企業に売却し、
守り続けた終身雇用にもとうとう限界が来て、ベテラン層のリストラを進めている状態となっています。

私たちの世代は「盛者必衰」という言葉が平成を通じて身体に染み込んでいるような気がします。
そのため、強い存在がいつかは衰えゆくのと表裏一体のように、今衰えのフェイズにある国は、
将来的にまた昇りゆく強い存在になれる時期が来ると信じております。

令和が日本の明るい時代となることを祈り、カンボジアからもそのための努力をしていきます。
この駄文をここまで読んでくださった皆様、カンボジアは事業をやるにもなかなか大変な国ですが
共に助け合い頑張っていきましょう。宜しくお願いいたします。