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大迫ハンパないって

会社を経営していると、いろいろなシチュエーションに遭遇します。
経営者の立場になって早2年が過ぎようとしていますが、その短い間でも良いこと、悪いこと、いくつもありました。

胃がキリキリするような知らせも山ほど聞いてきました。
それは弊社に限らず、リスクを早期に察知して問題が肥大する前に対処していくことが
経営者の仕事の上で非常に大事なので、悪い知らせほど積極的に収集していくためです。

この2年を通じて、本当にこの仕事はメンタルを管理することが大事だと感じました。
Amazonのジェフ・ベゾス氏は忙しくても1日8時間の睡眠は欠かさないと発言しておりますし、
USENの宇野社長はトライアスロンで有名であるなど、経営者では運動と睡眠を大事にしている人が多く、
この理由が今は少しだけわかる気がします。

例えばスタッフの退職、大型案件の失注、お客様先でのクレーム、こういったネガティブな情報が全て
経営者には自分事として届きます。メンタルは自分の体感ですが、一社員時の5倍のスピードで疲弊していきました。
その時に都度トップがネガティブになったり、怒ったりしていては、その雰囲気が会社に伝わり、
全体のムードが沈下していきまた新たな退職、失注、クレームに繋がります。負のスパイラルです。
(恥ずかしながら、私はこの2年そのようになって周りに迷惑をかけたことが多々ありました。)

影響力が組織内で相対的に強く、かつ全ての情報が届く立場として、会社を負のスパイラルに陥らせないためには
常に自分からの発信はポジティブで、目標に対して正しい影響を社内に与えるものに変換していかなくてはなりません。
そのためには、自分を律する、逆境に折れないメンタルが必要なのです。

そうして動いていくと、案外と経営者というのは自分が目立つことが仕事なのではなく、
常に冷静に客観的に周りを見て、バランサーとして動くことが役割なのだと気づきました。

業績が良くて周りが浮かれているときは、使いすぎないように財布の紐を締め、
業績が落ち込んで周りが自重ムードのときこそ、敢えてお金を使って士気を盛り上げ、
酒席などで楽しい雰囲気で盛り上がっているときほど、雑になりがちな他の人への気遣いを忘れず
ネガティブな状況でも、その悪いムードに流されずポジティブを発信していく。

これまでわがままに自分のことばかり考えてきた自分にとって、
30歳でこのような経験を積めることは本当に幸運だと思います。
その環境を与えてくれているお客様、株主、そして社員の皆に感謝を忘れてはいけない、、、

、、、そんなことを、最近話題の「大迫ハンパないって」の滝川第二高校サッカー部元主将の動画を見て、
ふと考えたのでここに備忘録として記させていただきます。


名門校の主将で全国選抜にも選ばれるほどの超エリートが全国大会準決勝で負けて悔しくないはずがない。
それでもそこで殻にこもらず、周りを和ませるためにポジティブにジョークを振る舞える。
そんなの出来ひんやん、普通。
彼と、動画内に出てくる監督のような、ハンパない素晴らしいリーダーを目指して頑張ります。


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